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「遊び」とは・・・

「子どもの遊びは学びである。」と、言いますが、これは、教育実践上何かに直結した、すぐどこかで役に立つといったことではありません。子どもの遊びは千差万別です。
乳児の場合おかれた環境に飽きることなく働きかけようとすることが遊びです。
幼児の場合も同様で足の発達によって自ら求める場所に出かけては環境に関わろうとして遊ぶ姿が見られます。

 遊びとは子どもの心を揺さぶるような多様な経験の数々なのです。子どもたちが、遊びの中で出会う体験から、驚きと喜びを感じて、そこから新しい関心が生まれ自ら探求していく態度につながるということです。遊びを通して「なぜだろう」「どうしてだろう」と不思議に思う事象に心を寄せたり、友だちの間に葛藤を生じたりする中から育ち学びあうことが、幼児期以降の学び舎人間性の基礎を育むことにつながっています。

 子どもは遊びを通して、身体的・心理的・知的に、そして、人と関わることによって、社会性など、多くのものを獲得していくのです。
 最近の脳科学では、手や体を動かして遊んでいるときに子どもの脳が活性化している、ということが証明されつつあります。

 さて、このように、子どもにとって遊びが非常に大切であるにも関わらす、現実に、遊びを保証する環境はどうでしょうか。子どもの環境には、「三間(仲間・空間・時間)」と言われていますが、「三間」に加えて、手間暇かける「四間」を提案します。これら「四間」の減少により、子どもにとって豊かな環境は消滅し、遊びが伝承しにくい環境になっています。
あらためて、見渡せば、この「四間」を保証する場所こそが幼稚園なのです。

 今の福島の地で、子どもたちの健やかな成長と発達を見据え、このことをもう一度心において、人的・物的両面から、最高な環境を準備していきます。
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by mebae-en | 2011-08-01 12:00