子育て…は つらい? 楽しい?苦しい?面白い? さて、あなたはどちらでしょう?

 人間だけでなく動物も子育てをしますが、動物の子育てには二つのタイプがあります。
離巣性(りそうせい)と就巣性(しゅうそうせい)です。
離巣性の動物は巣を作りません。
キリンやシマウマなど生まれ落ちた途端に自分の足で立ち上がり、
お母さんのお乳を飲み、助けなしで動き始めます。

一方、就巣性の方は、ライオンやたぬき、身近なところでは、犬や猫などがいます。
鳥などもそうですね。
 離巣性の動物は、外敵に襲われてもすぐに逃げられるように、
生まれた瞬間から大人と行動を共にします。
就巣性の動物は巣立ちをするまで、巣という安全な場所で守られて成長します。
人間はどちらのタイプか?
お分かりですね。ただし、人間は『巣』を離れるまでの期間が一番長い動物です。
動物の子育ては親が餌を与えて、子どもが育つとそれで終わりですが、
人間の場合はそれからも長い時間があります。
何故かというと、人間は他の動物と比較して、脳が大きいからです。
脳が大きいおかげで人間は地球上のすべての動物の上にいるのですが、
そのために子育ての期間が長くなってしまいました。

 人間社会で生きていくためには、まず言葉を覚え、言葉を媒介にしたコミュニケーションのとり方を覚え、
自立に必要な学習する期間が子育ての期間といえるでしょう。
子育ての期間とは、脳に必要なデータを蓄積させている期間です。
つまり、赤ちゃんの時代から幼稚園時代、小学校時代、中学校時代までが
人間の子育ての期間です。

 この子育て期間の中でも、赤ちゃんの時代と幼稚園の時代は親の戸惑いが多い時期です。
同じ戸惑いでも、赤ちゃんの時は良かったと言う人が多いのは、なぜでしょうか?
それは、幼稚園の時期は子どもの動きも活発になり自我がはっきり表れ始めて自己主張が強くなるからです。
すなおでなくなる、りくつを言い出す、衣服を汚すなどなど・・・
お母さんが嫌がることばかりやってくれます。
これは人間の子どもがたどる育ちの道筋ですが、子育てを大変と思うのはこんな時ですね。

 しかし逆に、おや!?
うちの子もいっぱしのおとなに近づいてきた!
汚れるくらいいっぱい遊べるようになったよ!と育ちを喜ぶことが、
子育てを面白くします。
動物は子育てを嫌がりません。
子どもをなめて育てます。
人間もなめるように、愛情たっぷりで子育てを楽しみましょう。
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by mebae-en | 2010-01-21 18:12

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