幼稚園の自然

 おなもみ、アメリカせんだん草、いのこづち が園庭のあちこちで顔をのぞかせています。送り迎えのお母さんお気付きでしょうか?
園庭では、子ども達が好きな色水あそびになくてはならないほうせん花や朝顔、少し前はバラの数々が盛りでした。自分の種(しゅ)を増やすために、植物は色々な方法をとります。はじけて種を飛ばす(ほうせん花)、水で運ばれる(やし)、人や動物に食べられて運ばれる(木の実)などがありますが、おなもみ、アメリカせんだん草、いのこづちは動植物にくっついて運ばれる植物です。
めばえ幼稚園では、花壇の部分と自然(山や野原、空き地)の部分があります。
子ども達が『くっつき虫』と呼んであそぶ、おなもみ・アメリカせんだん草・いのこづちなどは、私の子ども時代はセーターにくっつけたり、相手のセーターやトレーナーに投げて遊びました。ここ数年は近所の空地でもすっかり見ることがなくなりました。
先生と一緒に意図的に植えたものがこんなに伸びて、子ども達が気付いてあそびに取り入れる日を待っています。
この夏に行われた東北地区教研大会では、300人以上の先生方が各地から見学来園しました。「一見自然に見えて考えられている庭ですね」と、何人もの先生から感想をいただきました。その中で子ども達は葉っぱ集めをしながら似ている形、違う形、大きさ、長さなどを比べてはたくさんのお客様を気にすることなく、いつもの様子でのびのび遊んでいたことをお知らせいたします。
これからは、くぬぎ、小なら、柏の団栗が色づき始めます。送り迎えの折にお家の皆様も園庭の奥で形の違う団栗を見つけてみませんか?
[PR]

# by mebae-en | 2016-10-27 10:43

めばえ新聞100号によせて

 幼稚園と保護者の距離を近づけるものとして、先代の園長先生による記念すべき第一号が昭和41年に発行され、ついに100号が発行されました。
 めばえ新聞は現在、年2回発行されており、子どもたちの楽しい園生活をお伝えしたり、子どもたちの楽しいエピソード「天使のつぶやき」など、多彩な内容になっております。
 ひとことで100号と言いますが、年2回発行ですから、50号から数えると25年経過しています。当時の園児たちは年少児が28歳、年中児が29歳、年長児は30歳です。

 子どもたちの育ちは「発達課題」と言われる、ヒトに組み込まれた遺伝子によって成長していきます。生まれた赤ちゃんお母さんのおっぱいを求めて飲み、ハイハイをし、伝い歩きから一人歩き、2歳になるとお母さんを基地にして行動半径を5m、10mと広げていきます。幼稚園に入るとたくさんの友だちの中で自立の道を歩み始めます。大きくなるにつれ、小学校・中学校での学びを基礎に、受験勉強を経て就職し、成人してお父さんお母さんとなった園児と再会することは、幼児教育に携わる者としては何より嬉しいことです。
 この25年には忘れられない出来事がありました。
 まずは、北サークルの園舎全改築・・・敷地の制約の中で、子どもの動き・遊びから導き出した「遊びのコーナー」など、公立幼稚園では発想しにくい考え方は、多数の方が見学に訪れ、現在「子どもの夢をはぐくむ施設こむこむ館」の随所に取り入れられています。
 もうひとつは、東日本大震災と原発事故です。大林組さんの協力を得て、米国から2人の技師をお招きし、園庭の除染状況を人工衛星に送信し、人工衛星から園庭のすみずみまで安全を検証したことは福島は勿論、日本でも初めてのことでした。おかげで、めばえの子どもたちは運動能力・体力の低下もなく元気に過ごしています。

 伝統を守りながらも子どもたちに必要なこと、新しいことは、進取の精神で取り入れていくのが、めばえの精神です。切り倒された桜に代わって新しく植えた木も25年後には大きく育つでしょう。25年後の大木となった子どもたちに会える期待とともに、未来に向かって福島の復興を祈り、200号を目指したいと思います。
[PR]

# by mebae-en | 2016-03-23 17:26

採って食べる・・・野菜そのものの味を知る体験

5月に子どもたちが植えた夏野菜が収穫の時期になりました。
毎日当番の子どもたちが水やりをしたり、雑草をとったりしながら世話をしてきました。
生長を楽しみにするとともに、いつ食べられるか期待感を高めてきました。

震災後、畑での収穫物は購入した野菜に差し替えて食べてきました。

空間放射線量がほぼ0.1μ㏜と安定していること、畑の土は購入した土であること、放射線物質測定結果により、今年度は収穫した野菜を味わうことを計画しております。

自分たちで育てた野菜を味わう、クッキングを楽しむ、植物に対する興味関心を高める、世話の大切さを感じる、など野菜栽培の中でもたくさんのねらいがあります。

収穫できる野菜の量は少ないのですが、採って食べる・野菜そのものの味を知るなどの体験をしていきます。

※収穫した野菜を食べることを遠慮したいという方は、購入した野菜に差し替えてみんなと同じ体験ができるよう、配慮致します。
※6月下旬、実際に子どもたちが育てたきゅうりを用いて測定してきました。結果は検出せず。(測定機器:日栄工業株式会社製 非破壊式放射能測定機F・F-1)
[PR]

# by mebae-en | 2014-07-01 10:54

体内被曝を食品で守ろう。

昨年に引き続き、チェルノブイリ原子力発電所があるウクライナの隣国であるベラルーシへ、視察へ行ってきました。その際、内部被ばく検査を行った結果、昨年から比べて測定値が20ベクレルから4ベクレルに減っていました。
チェルノブイリの状況から大人は70ベクレル以下、子どもは20ベクレル以下で大丈夫だと言われています。
昨年の視察の際、カリウムやペクチンを多く含む食品が放射性物質の排出を促すと聞き、心がけて摂取した結果だと思います。

簡単ですが、ご紹介をいたします。

★カリウムの多い食品(水分が40%未満の食品)こんぶ(乾)・とろろこんぶ・あおさ・わかめ(素干し)・ひじき・切干大根・インスタントコーヒー・ベーキングパウダー

★カリウムの多い食品(水分が40%未満の食品)
鮎(天然/焼)・こんぶ佃煮・きゅうりのぬか漬け・かぶの葉のぬか漬け・かぶのぬか漬け・ザーサイ・あじ(焼)・中国栗・ぎんなん・にんにく・たくあん・モロヘイヤ・やまといも・アボガド・きくいも・からし菜漬け・ほうれん草(生)・大豆(ゆで)・ひき割り納豆・あしたば(生)・チリソース・おかひじき・パセリ・焼き芋・鯛(焼)・ユリ根・にら(生)・ヨモギ・しそ・ほや・里芋・豆みそ

★ペクチンを多く含む食品
にんじん・パプリカ・なすび・キャベツ・大根・りんご・みかん・柿・すいか・いちご・桃・アプリコット・洋ナシ・さくらんぼ・焼きりんご・干しブドウ・干しあんず・ココア


以上の他にもあるかと思います。
毎日の食事の中で摂れる時は、ぜひ心がけて摂取してみましょう。
[PR]

# by mebae-en | 2013-06-18 15:15

良く食べ よく寝る 大切さ

 先日の新聞で次のような結果の記事が出ていました。
 小学生を対象にした調査で、朝食に2品目食べる子どもと、4品目のおかずを食べる子どもの違いです。それは、4品目のおかずを食べる子どもの方が学校での集中力・学習能力が高いという結果です。食育への関心が深まっている中での調査です。が、4品目食べるということだけがその要因でしょうか?

 ①「早寝早起き朝ごはん」という標語がありますが、早起きする子どもの方が登校するまでの時間に余裕があるので4品目食べることができる。
 ②また早寝早起きする子どものほうが体内リズムの調子が良く、4品目食べることができる。
 ③あるいは、お母さんが早起きで、4品目作り食卓に提供できる家庭である。
 など、前提となる理由も考えられます。
 いずれにしろ、子どもには大人以上に体力をつけさせるための食事に十分気を配りたいですね。

 100マス計算で有名な陰山先生のお話を伺ったことがあります。小中学生対象の先生の調査では、7時間から8時間睡眠を摂る子どもの方が全体的に学力が伸びる。それより少ない子どもは伸びにくいという結果であるという内容です。
 小中学生より前段階の幼児期には睡眠が更に重要ということが分かります。
 私たちの先祖は昔から「寝る子は育つ」とよく言って来ました。まさしく、眠ることで知力と体力を養っているのですね。

 ところで睡眠だけでは1つの側面でしかありません。冒頭のテーマ「食育」に戻って考えてみますと、2品目より4品目という形でバランスのとれた食事の大切さが浮かび上がって来ます。
 三大栄養素(炭水化物・脂肪・蛋白質)と必須アミノ酸(みそ・納豆などの発酵食品に多く含まれます)など、身体を丈夫に育てる食事の材料と素材の働きなどに注意して我が家の食卓を見直してみませんか?
[PR]

# by mebae-en | 2012-08-09 15:22